子どもが小さい時期、一番難しいのは「どれくらい仕事を受けるか」という判断です。
やる気はある。働きたい気持ちもある。でも、現実は想像以上に不安定。私は一度、自分のキャパシティを見誤って仕事を取りすぎてしまい、大きな失敗をしました。
その苦い経験があるからこそ、今の私は“自分なりの基準”を大切にしています。
私が一度、仕事でつまずいた理由
最初は、「これくらいならいけるかな」と少し多めに仕事を受けていました。でも、現実は無情です。
子どもが熱を出す。数日作業が止まる。やっと治ったと思ったら、さらに別の病気をもらってくる……。気づいた時には、「あ、納期が間に合わない」という最悪の状況に陥っていました。
焦りと申し訳なさで、心がいっぱいいっぱいになる。あの時の胃が痛くなるような感覚は、今でも忘れられません。
たどり着いた「月1件ルール」という安心感
失敗を経て、私は仕事の量を「月に1件あるかないか」というレベルまで落としました。正直、収入は減ります。でも、それ以上に得られるものが大きかったんです。
「あえて減らす」ことで手に入れたもの
- 納期を100%守れる: どんな突発事態でも対応できる。
- 夜の自分時間に余裕ができる: 追い詰められずに作業が進む。
- 子どもの発熱に動じない: 「仕事があるのに!」というイライラが消える。
小さい子どもがいる時期は「余白」が命
大人の予定は調整できます。でも、子どもの体調だけは1ミリも読めません。だから私は、「この量なら絶対に間に合う」というラインから、さらに3割ほどの余白を持たせるようにしました。
余裕を持って受け、無理をしない。一見遠回りに見えますが、これが一番長く、そして信頼を失わずに働き続けられる方法でした。
仕事を受けるか迷った時の「3つの基準」
仕事量の正解は人それぞれですが、私が自分に課しているセルフチェックをご紹介します。この3つをクリアしないものは、今は受けない。そう決めています。
仕事を受ける前のセルフチェック
- 子どもが3日連続で休んでも間に合うか?
- (昼間が全滅しても)夜の時間だけで完了できる量か?
- もし自分も体調を崩したとして、それでも進められるか?
「攻める時期」と「守る時期」を使い分ける
子どもが小さい最初の数年は、攻める時期ではなく、生活の土台を固める「守る時期」だと思っています。スピードは出せなくても、歩みを止めないことが何より大事。月1件でもいい、ゼロにしないことを優先する。
そう思えるようになってから、働き方への焦りは驚くほど楽になりました。
仕事量は、気合いで決めるものではありません。今のあなたの生活が崩れないラインで決めるものです。ママの働き方は、「スピード」より「持続」が大事。
今は守りでも大丈夫。いつか思い切りアクセルを踏める時期は、ちゃんとやってきます。
「そもそも、保育園に入れたばかりで土台が安定しない!」という葛藤については、こちらの記事に私の実体験を詳しく書いています。


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