「やっと保育園に入れた」わけではありませんでした。
私は最初、認可保育園には入れませんでした。認可外の預かり先になんとかお願いして、空きが出るのをただ待つ日々。「とりあえず預けられる場所があるだけありがたい」そう自分に言い聞かせながらも、どこかでずっと不安でした。
「このままで大丈夫なんだろうか」と、暗い夜道を送り迎えしながら何度思ったかわかりません。
空きを待つ時間は、想像以上に長い
認可の空きを待ちながら過ごした時間は、精神的にも物理的にも、想像以上に削られるものでした。働きたいという前向きな気持ちがあるのに、肝心の「生活の土台」がグラグラしている。それが何よりもしんどかったんです。
待機期間に直面した「不安定な土台」
- 保育料が高い: 認可外ゆえの家計への重い負担。働いても保育料に消えていく感覚。
- 送り迎えの距離が遠い: 毎日の移動だけで体力を使い果たし、仕事の時間を削るジレンマ。
- 環境への不安: 「ここで本当に大丈夫?」という拭えない小さな違和感を抱えながら預ける日々。
やっと保育園に入れたとしても、現実は想像していた「バリバリ働く日常」とは少し違いました。
病気のスタンプラリー
保育園に入ると、本当にたくさんの病気をもらってきます。同じ園のママが、「病気のスタンプラリーだよね」と言っていて、思わず笑ってしまいました。でも、本当にその通りだったんです。
- 突然の発熱
- 止まらない咳と鼻水
- 流行りの胃腸炎
- 忘れた頃にやってくる溶連菌
一つ終わったと思ったら、次の日には別の症状。まさにスタンプを一つずつ埋めていくような日々。気づけば、1か月まるごと登園できなかったこともあります。
「保育園に入れた=働ける」という思い込み
仕事の予定を入れてはキャンセル。職場やクライアントに謝って、調整して、また謝る。これが数ヶ月で終わると思っていましたが、実際は1年目も2年目も、波のように続いていきました。
私はどこかで、「保育園に入れた=働ける環境が整う」と思っていました。でも本当は、保育園に入ることは“スタート”でしかありません。小さい子どもが集団生活を始めれば、免疫をつくるために体調を崩すのは自然なこと。でも、その現実は想像よりずっと重く、ママの心にのしかかります。
うまくいかないのは、あなたのせいじゃない
思うように働けない。予定通りに進まない。焦って誰かと比べてしまう……。でもそれは、あなたの努力不足でも、能力不足でもありません。最初の1〜2年は、どうしても不安定。これは、かなり多くのママが通る道です。
最初から「フルスピード」で走らないこと
今振り返ると、あの時期は“攻める時期”ではなかったのだと思います。まずは生活を崩さないこと。子どもが元気でいること。そして、何より自分が倒れないこと。
もし今、これから復職や新しい仕事を考えているママに伝えられるなら。「最初からフルスピードで働く前提にしないこと」を、強くおすすめしたいです。あえて「今は助走期間なんだ」と割り切って、余白を残しておくこと。それが、あとから自分を、そして家族の笑顔を守るための最大の知恵になります。
保育園1〜2年目は、思うように働けなくて当たり前。それは失敗ではないし、ただの「大切な通過点」です。今は少しずつ、足元を固めていく時期だと思っていいんです。
この不安定な時期を乗り切るために、私がどうやって仕事量を調整してバランスをとったのか。具体的な判断基準はこちらにまとめています。


Comments